風疹ワクチン

風疹とは

風疹の感染経路はせきやくしゃみなどによる飛沫感染です。2~3週間の潜伏期間後、発疹、発熱、リンパ節の腫れ、関節痛などの症状が見られますが、症状がないこともあります。

妊娠初期の女性が感染すると、胎児が先天性風疹症候群(難聴、心疾患、白内障や緑内障、精神や身体の発達の遅れなど)にかかる可能性があるため、妊娠ご希望のかたとその周囲の方は風疹抗体検査やワクチン接種を受けましょう。

麻疹・風疹混合ワクチン(MR)/風疹ワクチンの効果

麻疹・風疹混合ワクチン(MR)または風疹ワクチンの接種で、95%以上の人が風疹ウイルスに対する免疫が得られます。ワクチンを接種してからであれば、風疹感染者と接触しても、ほぼ発症を防ぐことができます。免疫については、十数年間は持続すると言われていますが、獲得した免疫の状況や、その後の流行の程度によって異なります。


ご家族も、風疹ワクチンを受けましょう

妊娠初期の女性が風疹にかかると、お腹の赤ちゃんにも感染することがあります。先天性風疹症候群の赤ちゃんは、生まれつき、心臓の病、白内障、難聴など、心臓・目・耳などに色々な障害が出ることがあります。これから妊娠希望の女性と一緒に生活しているご家族は風疹のワクチンを受け、家庭に風疹ウィルスを持ち込まないようにしましょう。

 

風疹ワクチン:6,520円  

風疹・麻疹混合ワクチン(MR):10,800円


副反応

  • 発熱、発疹、じんましん、局所反応などが見られる場合がありますが、通常数日の経過で自然によくなります。

  • 風疹ワクチンについては、100万人に1人程度の頻度で、血小板減少性紫斑病の発生が報告されています。

  • ワクチン全般に言えることですが、まれに、接種後30分以内にアナフィラキシーという重いアレルギー反応を認める場合があります。接種を受けた後は、30分間程度、様子を観察することが大切です。


接種にあたっての注意事項

他の予防ワクチンとの間隔

接種を受けることができない人

その他注意すること

予防接種による健康被害救済制度について

この予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法と特別区自治体総合賠償責任保険に基づく救済の対象となります。給付申請の必要が生じた場合には、医師、保健所へご相談ください。


診療時間

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  • 休診日日曜・祝日・土曜午後
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アクセス

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