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早発卵巣不全

2018.03.28

まだ閉経の時期でない(40才未満)のにもかかわらず、卵巣の機能が低下し、低エストロゲン状態になる疾患のことです。

症状

ホットフラッシュなどの更年期障害様症状や、骨量の減少、悪玉コレステロールの上昇、心血管リスクの上昇などが報告されており、ホルモン治療を行うことが基本です。

閉経の平均年齢である50歳頃まで治療を継続することが望まれます。


検査方法

超音波で子宮の大きさや卵巣の大きさ、卵胞が残っているかを検査し、ホルモン検査、または抗ミュラー管ホルモン(AMH)で診断します。骨密度が低下していないかDEXAという検査を受けていただきます。また、甲状腺や副腎の病気、糖尿病、自己免疫疾患が原因であることがあり、これらの検査も受けることが望ましいでしょう。


原因

  • 40歳未満で4~6ヶ月間の生理の無い、無月経期間がある場合

  • FSH高値かつエストロゲン低値


原因

早発卵巣不全(Premature Ovarian insaficiency:POI)の病因は、不明であることがほとんどですが、遺伝的な要因、甲状腺機能異常、糖尿病、SLE、ホルモン産生卵巣腫瘍、ガラクトース血症などがあげられます。

その他、近年、卵巣のう腫、卵巣の手術や抗がん剤治療、放射線治療後の発症が増加しています。


治療法

妊娠希望の方、あるいはまだ結婚していなくても将来妊娠希望のある方は体外受精、卵子凍結をお勧めしております。(当院では行なっておりません。)  体外受精までご希望ない方は女性ホルモン剤と排卵誘発剤を組み合わせ卵巣を刺激しますが状態の良い方でも3、4ヶ月に一度排卵するというのが現状です。

妊娠ご希望のない方は本来、女性を守ってくれている女性ホルモンを平均的な閉経年齢である51才頃まで継続的に補充し骨粗鬆症、心筋梗塞、脳梗塞、脂質代謝異常などのリスクを抑えます。

診療時間

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