子宮体がん

子宮体がんとは

一般的に子宮体がんとは子宮内膜がんのことをいいます。

子宮体がんは進行すると子宮頸部や腟、リンパ節、卵巣、卵管に広がり、さらに膀胱や直腸に広がったり、肺や肝臓など離れた臓器に転移したりすることもあります。

 

自覚症状

最も多い自覚症状は月経期間以外や閉経後の不正出血です。

出血の程度はおりものに血が混ざり、褐色になるだけのものもあれば、だらだらと継続的に出血することもあります。進行すると、下肢のむくみ、下腹部痛、性交時痛、腰痛などの症状が出ることもあります。

 

子宮体がんの疑いがある場合

子宮内膜の病理検査を行います。病理検査で子宮体がんであることが分かった場合には、内診・直腸診、超音波断層法検査(エコー検査)、CT検査、MRI検査などを行い、がんの位置や、がんがどこまで広がっているかを調べます。 ***

子宮がんには、子宮頸がん(子宮の入り口にできるがん)と子宮体がん(子宮の中の奥にできるがん)の2種類あります。子宮頸がんは性交によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因とされています。 しかしHPVはありふれたウィルスです。大半は一過性の感染で終わりますが、持続感染した一部の女性が徐々に前がん(子宮頸部異形成)になります。20歳以上の女性は1年に1回、子宮がん検診を受けることをお勧めします。

 

子宮頚がん

若い女性(20~30歳代)の間で急増しています。子宮頸がん検診は子宮がん検診で必ず行ないます。

専用の柔らかい器具で、子宮頸部(子宮の入り口)を軽くこすって細胞を採取し、がん細胞あるいはがんの前の状態(異形成)の有無を調べます。

痛みはありません。

検査の結果、前がん状態(子宮頸部異形成)の疑いがある場合はまた、ASC-USと診断された方はハイリスク型ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査(受診当日検査可能)、それ以外の方はコルポスコピー・子宮頸部組織診(こちらは後日、精密検査枠をご案内)を行います。

また子宮頸がんには有効性が証明されているワクチンがあります。

 

子宮体がん

子宮頸がんより数は少ないですが最近増加しています。年齢が50歳前後に多いのが特徴で、症状は不正出血などです。

診療時間

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