スギ花粉症

スギ花粉が体内に入ることにより過敏に反応してしまい、防御作用としてくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出るメカニズムです。当院ではスギ花粉症に対する治療法として舌下薬による減感作療法を行っています。
舌下減感作療法とは
減感作療法はアレルギーの原因となるものを徐々に与え、抵抗力をつけるという免疫療法です。舌下減感作療法は舌下にスギ花粉エキスを投与し身体を慣らし抵抗力をつけていくという体質改善の方法です。正しく治療が行われると、アレルギー症状が出現しないことや、長期にわたり症状をおさえるという効果が期待できます。
症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。しかし約2割の方は効果が認められなかったという報告もあります。
治療期間と副作用について
1日1回、毎日の服用が必要で、治療期間は3年以上が推奨されています。花粉の飛散していない6月~12月から開始します。
副作用として口腔内や皮膚のかゆみ、蕁麻疹、吐き気、アレルギーなどがあります。
初回処方をする際には、説明・同意書のお渡し、実際に薬剤(シダトレン・シダキュア)を目の前で使って頂きアレルギー反応が出ないか30分程経過観察の後に帰宅して頂きます。
治療開始できない方
・妊娠している
・喘息や気管支喘息の症状が強く出ている
・重症の口腔アレルギー
・抜歯後など口腔内の術後、傷や炎症などがある
・ステロイドや抗がん剤、β阻害薬使用などの薬を使用している
・5~65歳以外の方 ※シダキュアは5歳~可能ですが詳しくはお電話にてご相談ください。
治療の流れ
MAST3テスト検査で、アレルギーの有無を医師が診断し、治療の可否を判断します。
治療を行う場合は、4週間ごとに通院していただきます。
お知らせ
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2021年02月19日
9価HPVワクチン「シルガード」についてのお知らせ -
2021年02月15日
オンライン診療「cron」のご予約について -
2021年02月10日
妊娠検査陽性の患者様へ -
2021年01月20日
診療のお知らせ -
2021年01月18日
診療のお知らせ -
2021年01月13日
医師退職のお知らせ -
2020年11月30日
医師退職のお知らせ
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30 ~ 13:00 | ● | - | ● | ● | ● | ● | - |
14:30 ~ 18:30 | ● | - | - | - | ● | - | - |
14:30 ~ 17:30 | - | - | ● | ● | - | - | - |
- 休診日火曜日・日曜日・祝祭日(土曜日は午前のみ診療)
- 最終受付時間午前/12:45 午後/18:00
水、木は午後/17:15 - 初診受付午前/12:30 午後/18:00
問診票を事前にご記入いただくことでスムーズに診察にご案内できます。ご来院の前のWEB問診にご協力をお願いします。
予約時間より遅れて来院された場合、診察日を変更していただくことがあります。特に18時以降にご予約の方は遅れることのないよう、ご来院お願いいたします。