人工授精の流れ
人工授精当日の所要時間は、精子の調整に1時間、注入後10分の安静で、1時間半~2時間です。
2時間程度の余裕をもってご来院ください。
人工授精日決定まで
-
奥様への感染を防ぐため、旦那様は、推定排卵日の1週間前までに下記の血液検査をします。
B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、クラミジア(自費:約7,000円)
-
推定排卵日の2、3日前にホルモン検査を行い、人工授精日を決定します。
人工授精日の前々日の夜に、排卵を誘発する点鼻薬(点鼻後、24~36時間で排卵)を使用し、人工授精と同時に排卵するよう計画をたてます。
生理不順のない方であれば、1周期の受診回数は2~3回です。
STEP① 採精

人工授精に用いる精子は、お渡しした滅菌容器にて自宅から常温で持参していただきます。
※特に冬季は外気温に影響されます。採取後すぐにタオルで包み洋服の内側に入れて人肌で持参してください。
※採精後は、3時間以内を目安にご来院ください。
※可能であれば30分以内に2回射精して同一容器に採取してください。精液の状態が良くなる可能性があります。
▼
STEP② 精子の調整
精液を処置室で専任の技師(または看護師)が直接受け取り、ご本人様と一緒に容器・容器の蓋・使用材料の氏名を確認をします。
精子の調整に約1時間かかりますが、その間、1人分の精液のみ取り扱います。
各調整に使用する材料は全て使い捨ての物を使用し、患者様の名前を記入します。
※前の予約の患者さんの調整に時間がかかり、調整開始が遅れることがあります。
※遅刻されますと、次の予約の患者さんの調整時間が遅くなりますので、キャンセルさせていただく場合がございます。

調整前の精液検査

精子が精液に含まれる細菌と触れないよう、精子スピッツにトランスファーカニューレを留置

「単層攪拌密度勾配法」で遠心分離

遠心分離機で30分間、遠心分離をして精子を濃縮

精子沈殿を吸い上げ、洗浄液に投入

5分間遠心
▼
STEP③ 精液の注入

「精子の調整」が終わりましたら、内診室へご案内します。注入前、医師がカーテン脇から患者様の顔を見ながら氏名を確認し、調整後の精液を子宮内に注入します。
この処置は、数分で終わり、ほとんど痛みを伴いません。処置後は10分間の安静となります。
※処置後、少量の出血が出ることがありますが、当日の入浴は可能です。また家事や仕事も、通常通りで大丈夫です。
※抗生物質が3日分処方されますので、服用してください。
お知らせ
-
2019年12月07日
冬季休診のお知らせ -
2019年11月27日
ヤーズ処方ご希望の患者様 -
2019年09月26日
診療のお知らせ -
2019年09月20日
消費税率増税に伴う保険適用外の料金改定について -
2019年05月27日
男性を対象とした風疹抗体検査とワクチン接種について -
2019年05月22日
緊急避妊ノルレボ処方希望の方へ -
2019年05月22日
平成31年度文京区子宮がん検診実施について
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30 ~ 13:00 | ● | - | ● | ● | ● | ● | - |
14:30 ~ 18:30 | ● | - | ● | ● | ● | - | - |
- 休診日火曜日・日曜日・祝祭日(土曜日は午前のみ診療)
- 最終受付時間午前/12:45 午後/18:15
- 初診受付午前/12:30 午後/18:00
初診の方は問診票の記入等がございますので、予約されたお時間の15分前にお越しください。また、お久しぶりにご来院の方も、初診受付時間内にご予約ください。
予約時間より遅れて来院された場合、診察日を変更していただくことがあります。特に18時以降にご予約の方は遅れることのないよう、ご来院お願いいたします。