2018.03.27
子宮頚がんの前段階である「子宮頸部異形成」の疑いがある場合には、より詳しい検査を行います。子宮頸部をコルポスコープ(腟拡大鏡)で観察し、必要に応じて組織を少量採取して診断を行います。
コルポスコピー検査を受けられる方へ
検査前の注意点
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血を固まりにくくする薬(例:ワーファリン、バファリン、バイアスピリン、オパルモンなど)を内服中の方は、検査後の出血が止まりにくい場合があるため、当院での検査は原則できません。処方されている医師とご相談ください。
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月経前一週間と月経期間を避けてネットまたはお電話にてご予約ください。
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膣内の洗浄や膣剤の使用は 3 日前よりお控えください。その他食事などは普段通りでかまいません。
検査の流れ
検査は、個人差がありますが、痛みはほとんどありません。麻酔を用いることなく実施できます。
- 1
コルポスコピー(10分程度)
子宮頚部に酢酸を塗布し、コルポスコープで観察し、病変部を生検します。(1~3カ所)
- 2
子宮頸管内掻爬(1~2分)
コルポスコピーの結果によって、必要な場合に行います。
子宮頚部の少しだけ奥の部分を、金属製の耳かき様の器具で優しく掻き取ります。
- 3
止血
検査・処置後は膣内に止血の為のひも付き綿球を挿入します。帰宅後、挿入後5時間で忘れずにゆっくり抜去してください。
検査後の注意点
- 飲酒
- 当日と出血がなくなるまでは控えてください。
- 入浴
- 出血がなくなるまではシャワーのみにしてください。
- 運動
- 激しい運動などは、出血のある間は控えてください。
- 性交渉
- 1週間ほど控えてください。
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検査に伴う合併症として、稀に感染することがあります。感染予防のため、抗生物質が処方されることがあります。
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通常、検査後数日から一週間程度、軽い下腹部痛や、少量の出血や色のついたおりものがあります。場合によっては、止血剤が処方されることがあります。
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出血が続く場合は、再診していただく必要や、安静にする必要があります。
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生理2日目以上の出血がある場合は、受診をしてください。
- コルポで病変が確認できない場合(UCFといいます)最深部の生検やソウハを行いますが、病変に届かず再検査になる可能性があります。その場合、再検査の診察代金はかかることをご了承ください
検査の実施時間
月経前一週間と月経期間を避けて、必ずお電話にてご予約ください。
※他院で細胞診異常と診断された方は、まず通常の診察枠でご予約してください。その後、精密検査の予約をお取りします。
初診時に精密検査のご予約をすることはできませんのでご了承ください。
検査可能日 月~木 14:30、15:00、15:30 金 11:30、12:00
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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- 休診日日曜・祝日・土曜午後
- 当院は予約制となります。予約が取れない場合はWEBまたはLINE予約で順番受付にて予約登録をしたうえでご受診ください。
アクセス
東京都文京区白山5-36-9 白山麻の実ビル9F
都営三田線「白山」駅 A1出口より 徒歩1分
東京メトロ南北線「本駒込」駅より 徒歩5分
電話番号 050‐3160‐9020