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プラセンタ注射

2018.03.27

当院で利用しているプラセンタ、メルスモン注射剤は、1956年に承認された医療用薬品です。国内の安全なヒト胎盤を原料とした注射薬で、多種のアミノ酸を含有しています。性ホルモンが上昇するのではなく、胎盤の様々な因子が様々な効果を発揮すると考えられています。

プラセンタ注射剤で改善が期待できる症状

原料となる胎盤については、一つずつウイルス検査を実施し、HBV、HCV、HIVが陰性であることを確認しています。

また、製造の最終段階に、121℃・30分間の高圧蒸気滅菌を実施しており、ウイルス、細菌の感染防止対策をとっています。

これまで、本剤によると思われるウイルス感染の発生報告はありません。

 

狂牛病に対する安全性


プラセンタ注射剤で改善が期待できる症状

保険適用の範囲

  • 更年期による諸症状(のぼせ、冷え、不眠、イライラ感、頭痛、疲労、肩こり、腰痛、関節痛など)

  • 肝障害や産後、乳汁分泌の少ない方の治療にも使われます。


その他、改善が期待できる症状

  • 関節痛、アトピー性皮膚炎、抗炎症作用、抗酸化作用


副作用

発売以来、重大な副作用はなく、安全にご使用いただけます。

注射剤のため、人によっては、注射部位の疼痛、発赤等や、悪寒、発疹が起こることがあります。その場合は医師にお申し出ください。


治療料金

保険診療または自費治療:1A 1,530円 2A 2,140円 3A 2,750円 4A 3,360円


献血制限及び臓器提供制限について

これまで、メルスモン注射剤によると思われる変異性クロイツフェルト・ヤコブ病の感染報告はありません。しかしながら、理論的には、メルスモン注射剤を含む人胎盤由来医薬品からの病気伝播の危険性を完全には否定できないため、接種後は献血ができなくなります。

また、臓器提供も、原則として控えることが求められます。ただし、移植希望者が移植医から適切な説明を受けた上で、提供を受ける意思を明らかにしている場合においては、提供が可能となります。

診療時間

診療時間

  • 休診日日曜・祝日・土曜午後
  • 当院は予約制となります。予約が取れない場合はWEBまたはLINE予約で順番受付にて予約登録をしたうえでご受診ください。

アクセス

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