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2018.03.27

 

今後妊娠を考えている方、妊活中の方は妊娠する前に麻疹、風疹ワクチンを接種しましょう。また、同居されているご家族も麻疹、風疹ウィルスを持ち込まないように接種しましょう。抗体検査もおこなっています。

 

麻疹、風疹とは

麻疹

感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いといわれています。約10~12日間の潜伏期を経て発熱、せき、鼻汁などの風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

 

風疹

感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力は非常に強いといわれています。約2~3週間の潜伏期を経て発疹、発熱、リンパ節の腫れ、関節痛などの症状が見られますが、症状がないこともあります。

 

妊娠中に感染してしまうと

麻疹

脳炎などの重症化や流早産のリスクが高まります。また、抗体のない母親から生まれた新生児が1、2歳までに感染すると重症化するといわれています。

 

風疹

特に妊娠初期(20週ごろまで)に感染すると、赤ちゃんに先天性風疹症候群を引き起こす可能性があります。先天性風疹症候群では、白内障、難聴、先天性の心疾患などの障害が起こる可能性があります。

 

効果

麻疹・風疹混合ワクチン(MR)または風疹ワクチンの接種で、95%以上の人が風疹ウイルスに対する免疫が得られます。ワクチンを接種してからであれば、風疹感染者と接触しても、ほぼ発症を防ぐことができます。免疫については、十数年間は持続すると言われていますが、獲得した免疫の状況や、その後の流行の程度によって異なります。

 

予約方法

電話にてご予約ください。

 

費用

風疹・麻疹混合ワクチン(MR)¥10,800

風疹ワクチン¥6,520

 

文京区にお住まいの方は助成制度があります

☑詳しくはこちら

文京区以外の方はお住まいの自治体にお問い合わせください。

 

副反応

・発熱、発疹、じんましん、局所反応などが見られる場合がありますが、通常数日の経過で自然によくなります。

・風疹ワクチンについては100万人に1人程度の頻度で、血小板減少性紫斑病の発生が報告されています。

・ワクチン全般に言えることですが、まれに、接種後30分以内にアナフィラキシーという重いアレルギー反応を認める場合があります。接種を受けた後は、30分間程度、様子を観察することが大切です。

 

妊活中の方へ

接種後必ず2か月間避妊が必要になります。早めに接種しましょう。

 

接種にあたっての注意事項

他の予防ワクチンとの間隔

接種を受けることができない人

その他注意すること

診療時間

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  • 休診日日曜・祝日・土曜午後
  • 当院は予約の方を優先して診療しています。
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