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2024.09.25

 

妊娠しても流産、死産を2回以上繰り返す状態(2回以上流産することを反復流産、3回以上を習慣流産)のことを不育症といいます。従来は習慣流産が不育症検査の対象でしたが、反復流産の時点で検査を開始することが推奨されており、当院では反復流産となった時点で検査をおすすめしております。

妊娠初期の流産の原因の大部分(60〜80%)は、胎児(受精卵)の偶発的な染色体異常とされていますが、流産を繰り返す場合には「リスク因子」を有することがあります。

 

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治療

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母体高年齢と流産

リスク因子とは別に母体の高年齢は染色体異常などを起こしやすくなり、35 歳以上の年齢に多くみられ年齢とともに流産のリスクを高めるといわれています。 

原因の半数以上(50~70%)は胎児の染色体異常であり、2回流産を繰り返した方においても、その原因の半数は胎児の染色体異常であり、胎児染色体異常は必ずしも毎回起こるわけではありません。30代の方で3回流産を繰り返した方でもその次の妊娠では約70%の方が流産せず出産できるとも言われています。

現時点では卵子の老化を止める方法は無いため、流産を繰り返された方は出来るだけ早く不育症のリスク因子の検査を受け、次の妊娠に向けた準備をすることを検討しましょう。

 

不育症検査には助成制度があります。(東京都)

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東京都以外にお住まいの方は助成制度があるか等、お住まいの自治体にご確認ください。

 

診療時間

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