2018.03.22
妊娠をしても、流産を繰り返してしまう不育症。2回流産が続くことを反復流産、3回以上の場合を習慣流産とよびます。
スクリーニング検査を受けても、原因を特定できるのは約半分といわれています。無治療でも妊娠継続ができるという報告もあります。
しかし、原因がわかった場合は、治療を行うことで、妊娠から出産への可能性は改善されます。流産によって、とてつもなく大きな不安や喪失感をもたれる方が多いと思いますが、希望を持ち前向きに考えていけるよう検査を受けるのもひとつです。
年齢と流産率
流産は年齢とともに増加し20代では10%程度ですが、40代では40%以上となります。
原因の半数以上(50~70%)は胎児の染色体異常であり、2回流産を繰り返した方においても、その原因の半数は胎児の染色体異常です。
胎児染色体異常は必ずしも毎回起こるわけではありません。30代の方で3回流産を繰り返した方でも、その次の妊娠では約70%の方が流産せず出産できると言われています。
検査のタイミング
反復流産は誰にでも起こりうることで、以前は、3回以上流産を繰り返す、習慣流産の方が不育症検査の対象でしたが、
近年、米国などでは2回以上の流産(反復流産)の時点で検査を開始することを推奨しています。
当院でも、2回目の反復流産となった時点で検査をおすすめしております。
また、受診間隔を短くして、頻繁に経過を確認させていただくことで安心感が生まれ良い影響があるとも言われています。
不育症検査と治療例
抗リン脂質抗体症候群の検査
カップルの染色体検査
子宮の異常
流産内容の検査
その他の検査
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