妊娠した方へ妊婦健診

妊娠初診

診察前に尿検査による妊娠検査を行う場合があります。

初診の方は、妊娠初診の問診票がありますので、あらかじめご記入してお持ちいただくと受診がスムーズです。保険証も忘れずにお持ちください。

 

妊娠初診料 7,500円

妊娠検査(尿hcG定性)1,500円

 

初期の注意点

栄養補助
サプリメント
(エレビット)

妊娠をするとより多くの栄養素が必要になります。
特に、葉酸というビタミン不足は胎児の神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症など)のリスクになります。
妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月までの間、1日当たりの食事から通常推奨量(240μg)にプラスして、400μgの葉酸を摂取するとリスクが半減します。葉酸の他にも骨や歯をつくるカルシウムや、そのカルシウムの吸収を促すビタミンD、貧血を予防する鉄などが含まれるサプリ(エレビット)もあります。妊娠にむけて、栄養補助サプリを賢く利用しましょう。

出血や腹痛

生理2日目以上の出血や、持続的な腹痛がある場合は、予約外でも優先して診察しますので受診をしてください。
(子宮外妊娠を疑われている場合は夜間の場合でも緊急外来を受診してください)

つわり

8割の妊婦さんがつわりを経験します。妊娠14週頃までに半数の方が改善します。
においのない、冷たいものを、少量、数回に分けて摂取することをおすすめします。また、胎児は小さく栄養もそれほど必要ないので偏食で構いませんが、サプリメントで葉酸を補っておきましょう。軽度であれば漢方によって症状が軽減する場合もあります。
嘔吐を繰り返す、水分が摂れない、体重減少が著しいなどの場合は入院や点滴(水分とビタミン)治療が必要になります。また、治療した場合のみ診断書や傷病手当金支給申請書等の発行が可能となります。

自転車や運動

16週以降は軽い運動が、推奨されています。自転車は転倒の危険性がある為、特にお腹が大きくなってからは乗らないようにしてください。(歩いているだけで転倒する方も多くいらっしゃいます。)

喫煙・受動喫煙

妊娠中の喫煙は早産、低体重児の出産、胎児異常や乳幼児突然死症候群のリスクがあります。また、受動喫煙も早産、低体重児のリスク因子となりますのでご夫婦で注意してください。

食事

塩分控えめ、標準体重のかたの体重増加は1ヶ月1キロぐらいが目安ですが、つわりの時期は食べられるもので大丈夫です。
生肉は避けてください。魚を食べることはおすすめしますが、水銀含有量の少ない種類にしましょう。
厚生省のHPを参考にしてください。
また、妊娠中期(16週)以降の極端なダイエットはしないように注意してください。

感染

人混みを避け、手洗い、うがいを励行しましょう。

旅行

経過が順調であれば、飛行機に乗ることや旅行も大丈夫です。しかし、妊娠中は出血など予期せぬ事態がありますので、特に海外旅行はおすすめしません。

ストレスと仕事

妊娠は母体にホルモン、免疫、循環等、劇的な変化をもたらします。ストレスを避け、無理のない生活を心がけてください。

妊娠中、影響のない薬はたくさんありますので過度に神経質になる必要はありません。風邪や頭痛、便秘などは医師にご相談ください。

流産の可能性を指摘された場合

妊娠経過が順調である場合もあるため、確定診断(数週間、心拍が確認できない)までは薬、アルコール等の摂取はお控えください。

※出生前診断をご希望の方は、早めの週数(10週頃まで)にご相談ください。

胎嚢確認

妊娠週数約5週頃、胎嚢(たいのう)といって赤ちゃんを包む袋が確認できます。

心拍確認

妊娠週数6週頃、赤ちゃんの心拍が確認できます。

予定日決定

妊娠週数9周頃に予定日がわかります。分娩先(里帰りorセミオープン)を決定します。妊娠再診料4,500円

 

母子手帳交付

マイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードと本人確認書類を持参し区の保健センターまたは区民センターで、母子手帳と妊婦健診受診票(クーポン)を受け取ってください。(妊娠証明書、診断書等は必要ありません。東京都以外に住民票のある方は各自治体にお問い合わせください)

来院前に、母子手帳の表紙と、全ての妊婦健診受診票(クーポン)の左下記入欄を記入してください。

 

セミオープンの方

緊急時、受診先医療機関の医師が今までの経過を把握できるよう、各医療機関の共通診療ノート等を常に携帯し、当院や分娩先の受診時には提出してください。

妊婦健診

妊婦健診のご予約は、受付またはお電話にてお願いします。毎回、健診前検査を行いますので、予約15分前にお越しください。

東京都・埼玉県・千葉県・神奈川の一部の地域と妊婦健診の契約をしています。詳しくはお問い合わせください。

スケジュール

9週~23週

この時期の妊婦健診スケジュール

妊娠月数 妊娠週数 妊婦健診 健診内容と料金 自己負担額例
3ヶ月 8-11週 ①10週頃
※東大、里帰り、大塚セミオープンの方は平日の午前のみ
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・採血:21,860円
    [血液型(Rh型、不規則抗体)、血糖、貧血、HBV抗原、HCV抗体、HIV抗体、梅毒、風疹抗体、HTLV-1、トキソプラズマ抗体、麻疹抗体、凝固、電解質、肝機能、甲状腺機能]

  • 内診による超音波検査:3,000円

  • 子宮頸がん検診:3,400円
    [ピンクのがん検診クーポンを持参ください]

11,010円
4ヶ月 12-15週 ②12週頃
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

  • セミオープンの方は紹介状をお渡しします:2,700円

3,800円
5ヶ月 16-19週 ③16週頃
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

※東大、大塚、日赤、北医療セミオープンの方はそれぞれの病院を受診してください。

3,800円
6ヶ月 20-23週 ④20週頃
月・水・木のみ
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • 胎児スクリーニング:12,000円
    ※胎児の向きなどにより確認できない場合や、追加検査が必要な場合は1-2週間後に再度受診していただくことがあります。

  • 内診による超音波検査:3,000円

  • セミオープン以外の方は紹介状をお渡しします:2,700円

※順天堂セミオープンの方は順天堂を受診してください。

9,700円

※20週以降、出血や腹緊の増強がある場合は、分娩先または紹介先の病院を受診してください。

24週~出産

この時期の妊婦健診スケジュール

妊娠月数 妊娠週数 妊婦健診 健診内容と料金 自己負担額例
7ヶ月 24・25週 ⑤24週頃
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

  • 内診による超音波検査:3,000円

  • クラミジア検査・培養検査:4,210円

8,010円
26・27週 ⑥26週頃
平日12:00まで、または16:00までに来院をお願いします。
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

  • 血液検査:6,790円
    [貧血・50gGCT(血糖)・不規則抗体・トキソプラズマ抗体]

5,290円
または
10,590円
8ヶ月 28・29週 ⑦28週頃
 月・水・木のみ
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • 胎児スクリーニング:12,000円

  • ※北医療セミオープンの方は北医療センターを受診してください。

6,700円
または
12,000円
30・31週 ⑧30週頃
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

  • 内診による超音波検査:3,000円

3,800円
9ヶ月 32・33週 ⑨32週頃
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

3,800円
34・35週 ⑩34週頃
  • 体重測定・血圧測定・尿検査・問診・保健指導:5,070円

  • お腹からの超音波検査:3,800円

  • 紹介状をお渡しします:2,700円
     ※順天堂セミオープンの方はありません。

  • 各分娩施設の予約センターで次の外来を予約してください。

3,800円

24週頃の注意点

過度な心配は不要ですが妊娠中期、後期は以下のような妊娠合併症を伴うことがあります。

出血や腹痛等ある場合は、当院、夜間・休日であれば緊急連絡先または各分娩施設にご連絡をお願いいたします。

切迫早産

子宮収縮や子宮頚管の開大と展退が進行し、早産となる可能性がある状態です。
自覚症状として、子宮全体が硬くなり、月経痛様の痛みがある、なんとなく下腹部がはる、以前にない背中の痛みを感じる、出血、粘性のあるおりものが突然増加するなど。

前期破水

分娩に至る前に卵膜が破ける状態をいいます。
水っぽいおりものがある場合があります。

妊娠高血圧症候群

全妊婦の3~4%を占める合併症です。妊婦健診で毎回血圧と尿蛋白を計測します。
収縮期血圧 140mmHg以上(135以上で再検します)
拡張期血圧 90mmHg以上(85以上で再検します)
蛋白尿   尿検査で(+)以上
の場合、注意が必要です。肥満、過度な体重増加、母体高齢、家族歴、糖尿病、喫煙、塩分の摂りすぎなどでリスクが高まります。

HELLP症候群

多くは妊娠高血圧症候群に伴って発症します。
症状としては、突然の上腹部痛やみぞおちの痛み、疲労感・倦怠感、嘔気・嘔吐などがあります。

常位胎盤早期剥離

妊娠中または分娩中の胎児娩出前に、子宮壁より全部または一部が剥がれる疾患です。
妊娠32週以降での発症頻度が高くなっています。下腹部痛、背中の痛み、子宮に限局性圧痛がみられます。
初期の症状は切迫早産と類似しますが、頻回の子宮収縮や持続的子宮収縮が特徴です。
妊娠高血圧症候群の場合、リスクが高まります。

前置胎盤

受精卵が正常の着床部位よりも下部の子宮壁に着床し、胎盤が内子宮口の全部または一部を覆う状態を言います。
痛みを伴わない突然の性器出血があり、注意が必要です。
当院では20週と30週で、エコーにて診断します。

診療時間

時間/曜日
10:30~12:30 中村院長 金田医師 中村院長 金田医師 佐藤医師
15:00~16:30 中村院長 金田医師 中村院長 金田医師  

持ち物

  • 健康保険証

  • 母子健康手帳、妊婦健康診査受診票

  • カルテのコピーを保管するファイル (セミオープンの方)

  • 各分娩施設の共有診療ノート(お持ちの場合)

健診前検査

毎回、健診前に血圧測定・体重測定・尿検査を行います。

 

①受付

受付で妊婦健診のボードを受け取ってください。診察室に向かって左側奥の処置室にお進みください。
フロアガイドはこちら

②血圧測定

出力された記録用紙に氏名を記入してください。※血圧、上が135以上、下が85以上の方は再検が必要ですのでスタッフにお声かけください。

③体重測定

可能な範囲の薄着で体重測定を行い、結果を血圧記録用紙に小数点まで記入してください。

④採尿

体重計の隣に検査用トイレがあります。採尿カップに名前を記入し、採尿後、手洗い場右の小窓に置いてボタンを押してください。スタッフが回収します。ボードを受付に提出し中待合室でお待ちください。

診療時間

診療時間
9:30 ~ 13:00
14:30 ~ 18:30
  • 休診日火曜日・日曜日・祝祭日(土曜日は午前のみ診療)
  • 最終受付時間午前/12:45 午後/18:15 
  • 初診受付午前/12:30 午後/17:45

初診の方は問診票の記入等がございますので、予約されたお時間の15分前にお越しください。また、お久しぶりにご来院の方も、初診受付時間内にご予約ください。

アクセス

〒112-0001東京都文京区白山5-36-9 白山麻の実ビル9F
都営三田線「白山」駅 A1出口より 徒歩1分
東京メトロ南北線「本駒込」駅より 徒歩5分