早発卵巣不全
まだ閉経の時期でないのにもかかわらず、卵巣の機能が低下し、低エストロゲン状態になる疾患のことです。加齢による閉経とは異なり、治療することで卵巣機能が復活する例もあります。
症状

ホットフラッシュなどの更年期障害様症状や、骨量低下、悪玉コレステロールの上昇、心血管リスクの上昇などが報告されており、ホルモン補充療法を行うことが基本です。
閉経の平均年齢である50歳頃まで治療を継続することが望まれます。
検査方法
性ホルモン検査、甲状腺機能、血糖検査、抗核抗体や抗DNA抗体検査を行います。
また、残存卵胞の有無を検査するには、抗ミュラー管ホルモン(AMH)を検査します。
診断
-
40歳未満で4~6ヶ月間の生理の無い、無月経期間がある場合
-
FSH高値かつエストロゲン低値
原因
早発卵巣不全(Premature Ovarian Failure:POF)の病因は、不明であることがほとんどですが、遺伝的な要因、甲状腺機能異常、糖尿病、SLE、ホルモン産生卵巣腫瘍、ガラクトーク血症などがあげられます。
その他、近年、卵巣の手術や抗がん剤治療、放射線治療後の発症が増加しています。
治療法

一般的には、エストロゲン剤を21日間投与し、その後半にプロゲスチン剤(プロベラやヒスロン5~10mg/日))を10日間ほど併用する周期を3~6ヶ月、休薬期間を置きつつ行います。
これにより、子宮の発育が促され卵巣機能が復活するかどうかみてみます。
この治療で、自然排卵がない場合、ホルモン補充療法に移行します。
お知らせ
-
2019年02月14日
ルナベルULD内服中の方へ。 -
2019年02月14日
診療担当医変更のお知らせ -
2019年02月13日
診察時間変更のお知らせ -
2019年02月08日
中村院長休診のお知らせ(3月) -
2019年01月18日
中村院長休診のお知らせ(2月) -
2018年12月12日
担当医師変更のお知らせ -
2018年12月12日
中村院長休診のお知らせ(1月)
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30 ~ 13:00 | ● | - | ● | ● | ● | ● | - |
14:30 ~ 18:30 | ● | - | ● | ● | ● | - | - |
- 休診日火曜日・日曜日・祝祭日(土曜日は午前のみ診療)
- 最終受付時間午前/12:45 午後/18:15
- 初診受付午前/12:30 午後/17:45
初診の方は問診票の記入等がございますので、予約されたお時間の15分前にお越しください。また、お久しぶりにご来院の方も、初診受付時間内にご予約ください。